社長と秘密の生活


しばらくすると車が停車した。


スモークが貼られている車内は暗い。

窓の外を見ようとしたら、後部座席のドアが開いた。


私は手伝って貰い車から下り、

辺りを見まわすと……


ん!?

ここって………?


「杏花さん、参りましょう」


小夜さんはスタスタと建物の中へ。

私にこれから何が起きるの?


小夜さんの後を追って歩いていると、

いつの間にかトレーン部分を

早苗先生が持ち上げて歩いていた。


< 492 / 557 >

この作品をシェア

pagetop