社長と秘密の生活


ふと、身体を支えていた腕が緩まって


「マジ、ごめん。杏花がエロ過ぎて、つい…」

「ッ!!//////////」


私は顔を上げる事も出来ず、

人目を避けるように要の胸に倒れ込んだ。


は、恥かしい/////

人前であんなエロいキスをするなんて。


周りの社員からは……。


「社長―っ!!マジで奥さんエロいっすよ」

「俺もキスしてぇ―――!!」

「「「させろ!!させろ!!」」」


今度は“させろコール”!?

それは……ムリだよぅ……。

無理だって言ってくれるよね?


私は思わず、要を見上げて。


「お前ら、ぶっ飛ばすぞ!!させるかっつーの!!」


“えぇ~~ッ”と声が返って来る。


要は私を抱き寄せ、男性社員にあっかんべーを。

そんな要を見て私は顔が綻び安堵した。


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