社長と秘密の生活
ローマの有名処をある程度制覇すると、
疲れたようで、『休憩しよう』と言って来た。
――――ヨシ!!
やっとこの時が来た!!
さすがの杏花も
ノンストップで観光はキツイらしい。
俺はすかさず腕時計を見て、――――時間を確認。
予約時刻までおよそ3時間。
フッ、時間的にも丁度いいな。
杏花は近場のカフェに入ろうと言うが、
悪いがそんな余裕はないんだよな。
俺は杏花を連れて、一旦ホテルに戻る事にした。