社長と秘密の生活
7.優しい痛み
目が覚めると、視界に要の寝顔。
スヤスヤ寝てる。…キレイな顔。
私は要に腕枕をして貰い、
もう片方の腕は私の腰に回されていた。
!!!!!???
えっ!? 要は……裸!?
凄くキレイな肌、ほど良く筋肉のついた腕。
恥ずかしいけど、寝てるからなのかな?
ついつい見惚れちゃう。
男の人とベッドで夜を明かすなんて初めて。
何だか緊張するけど、彼が寝てるから…。
ちょっとだけ安心。
要が起きないうちに…起きないと。
私は肌掛けを捲り自分の服を見た。
!!!!???
キャァァァ――――!!
ヤバい、危険よ!!
要がまだ起きてないから良いものの。
辛うじてガウンを着ているが、
襟元は完全に肌蹴、胸が丸見え!!
えっ?………何で??
何でブラしてないの――!?
視界に見えたのは完全にノーブラの自分の胸。
寝相は悪くない方なのに……。
……てか、これってどういう事?