風鈴の音がまた...
序章
この世界は非常に残酷なもので



私の精神状態なんか気にも留めずに



一刻一刻と時を刻んでいくのです






曖昧な言葉に踊らされて

それを鵜呑みにすることはもう止めた





理不尽な世の中にはもう愛想を尽かしたの

そろそろ解放されてもいいでしょう?





掛けがえのない命なんて

私は思わない




命なんていとも簡単に消え失せる

それはどの命にも平等に課せられたルールではない




私の命はこの世界に必要のないモノのようなので

そろそろ御暇しようと思います









____...じゃあね


          



           私の人生





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