Promise-約束-


『あっちょいさぁ.コウに話しがあるんだけど』

ふと何かを思い出したかのようにユウがコウに言った。

『わかった。あっち行くか』

コウゎ少しはなれた木の陰になっているベンチを指指しながらいった。

『おう』

ユウゎその一言だけを残し.ベンチの方へと歩きだした。

遠くなったコウ達の姿を確認すると美紀が
"楽しみにしててね"
と私に耳元でささやいた。
"ん?何が?"
と私ゎ美紀に問い掛けた。
"いいからっ!"
それだけを言い残すと美紀ゎコウジとのおしゃべりに夢中になっていた。

私は今の情況が全く理解出来ずにただタバコを吹かし続けた。


< 9 / 83 >

この作品をシェア

pagetop