「今日は残念な知らせがある。・・・土田陽太が転校した。」



「っ!」



ドクンッドクンっ



陽太?



もう会えないの?



さよならくらい言わせてよ。



やだ・・・行っちゃダメ!



「陽太っ!」



私は思わず駆け出していた。



どこにいるかなんてわからないけど、このままじゃ終われない。



ピンポーン



「・・・」



ピンポーン



ピンポーン



ピンポーン



「・・・」




「陽太ぁー」



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