《短》狼の中の狼Ⅱ


「真希。」

「ん?」

「…部屋上がっていいか?」

「え?あ…うん。」


案内されて、階段を上がる。

幸い、一瞬覗いたリビングには、家族の気配は感じられなかった。


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