三番街の天才ランナー



「電波、もしよかっ…」



電波は座ったまま手を挙げて翔が言うのを遮った。



「勝ち目はあるのかい?」



「え?」



「賞金を取れるのかって聞いてるんだ。」



ムカッ!なんだこいつは。



「あぁ、とってやるとも。」



「証明しろよ。」



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