パパはドクター

「でも…」

「大丈夫だよ。発作も収まったし」

空先生は納得していない顔だった。

「じゃあ、今日は、寝てることを約束できます?あと、俺の判断で彼方先生に報告します」

「わかった。彼方は忙しいから、なるべく言わないで」


約束した後、私は診察の邪魔にならないように、普段使わない奥のベットで横になった。
< 93 / 109 >

この作品をシェア

pagetop