運命
1回目



俺は高校三年生



もうすぐ大学受験だ



俺は美大に行きたいのだが、親は国立に行けと言っている




「ひろき、あなたには国立に行ける頭があるじゃない!」



「なんで美大じゃだめなんだよ。金がないからか!」



「問題はお金じゃないの。あなたの将来を考えて言ってるのよ」



「ふざけるな!大学くらい自分で決めさせろよ!」





そして俺は家を出てきた





美大に行って職を探すのは大変なことくらい俺だってわかっている



でも、絵をかくのは人一倍好きだった・・・





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