運命
それをわかってくれない家族を、俺は恨んだ
なんでわかってくれないんだよ!
俺は、俺は・・・
すると目から涙があふれてきた
っ、くそっ、
そして俺は、定期入れにはさんでいた家族の写真をぐちゃぐちゃにしてごみ箱に捨てた
「ん、とれない・・・あった!」
俺は人の声が聞こえたので後ろに振り返った
「はい!写真!男のくせに泣いちゃって・・・大事にしなよ!」
大学生っぽい女の人が俺の家族写真を手渡した
「えっ?」
「じゃあね!」
「・・・・・・・・」