恋日和
綾さんと入れ違いに、駆け込んできた人。

言われた通り商品のホコリをパタパタしてた私は、声だけで

「いらっしゃいませ~」

足音はバタバタと、私の後ろを通り過ぎた。

「おはよっす」

「っえ!!?」

振り向いたときには、バックルームの入り口がゆらゆらしてた。

あの声って・・・!!

絶対そう!

間違えるわけない!!!

私は慌てて、トイレへ。

髪、大丈夫??

メイクは???

目、ギラギラしてない????
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