恋日和
葉さんが、言葉を選ぶ。
数秒のはずなのに、静けさが、感覚を麻痺させる。
「アイツにはずっと付き合ってた彼女がいたんだけど、居なくなって1年たった頃に彼女に葉書が届いたんだ」
そこにはたった一言だけ。
《必ず迎えに行くから》
数秒のはずなのに、静けさが、感覚を麻痺させる。
「アイツにはずっと付き合ってた彼女がいたんだけど、居なくなって1年たった頃に彼女に葉書が届いたんだ」
そこにはたった一言だけ。
《必ず迎えに行くから》