初恋メモリアル
腕が軽くなる。

え?

私は振り向いた。

「これ重いんじゃない?手伝うよ。」

私の前には、寺坂くんがいた。

近くで見ると、思ってたより身長が高い。

「ありがと。」

私は少しうつむいていった。

私は、慎と陽太以外の男子とはあまり上手く話せない。

だから、寺坂くんとも必要以上に緊張しちゃう。
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