花畑の中で
「美沙様っ!!顔がしかめっつらですぞっ!!」

ひょこっと現れた徳川さん。

「そー見える??」

大きくぶんぶんと頭を降って頷く徳川さんは今にも頭がとれそうな勢い。

「そろそろ御大将が来るはずですぞっ!!」

「……美沙に容易に近づくな……。」

後ろからいかにも不機嫌な声が聞こえすぐに織田さんと気づく。

目の前にいた徳川さんは顔から血の気が引き青ざめてた。

「……徳川さんは織田さんの事苦手なの??」

本人に聞こえないように小さい声で話す。
< 129 / 218 >

この作品をシェア

pagetop