花畑の中で
その時、森蘭丸さんにも理解できるようにしてくれた。

「話しは終わりです。すみません……。私は力になれずに。」

ペこりと頭を下げた。

「そ、そんなっ!!顔を上げて下さいっ!!」

ゆっくり、徳川が顔を上げた。

そして私はにっこりと笑ってみせた。
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