俺様攻略方~完成させる私の手で~
-淕Side-
あぁー…
気持ち悪…
なんて、口実は嘘。
実はある女を探していた
家がこの辺というのを思い出し、うろうろしていたが、周りの視線が酷いため気持ち悪そうに電柱にもたれかかっていた
そいつが現れた途端、俺はすぐ分かった。
昔から変わらない黒髪のロングヘアに周りよりは高い身長
飾らない格好。走ってる姿…
すべてが変わってなくて。少し安心した
だが、あいつは何も言わず通りすぎようとした
だから、とっさに出た言葉が
『 犬 』自分でもわからないが出てしまった
そして、俺はやってしまう。
キスという最終手段を。
俺は決意した。
絶対、おとしてやるって…