りぼん結び。
「ん、着いた。」
2人の時間はあっという間にすぎていった。
「あ、・・ありがと。」
・・もう、終わりか。
もっと、一緒にいたいなぁ。
そんなことを思いながら、彼にお礼をいった。
「・・・別に。じゃ、また明日な。」
「うん。・・ばいばい。」
私は彼が帰るのをゆっくりぽーっと眺めていた。
すると、彼は突然振り返って。
「・・・俺、別れるつもりなんてねぇから。」
余裕な笑みをのこして、そう言ったのだ。