りぼん結び。

「大丈夫♪」


「無理だって･・」


「若菜は、いっつも大野がいちゃついてるとこ見てるでしょ？」


「まぁ･・うん。」


「だから、今日は若菜が見せる番♪」


「え･・？」


「呼んじゃったんだよね～」



この展開は･・まさか。



「大野を合コンにっ♪」



そのまさかでした。



直哉･・断らなかったんだ。



「だから、今日はまかせてね？」


「･・うん。」


もう、どうでもいいや･・


どーせ、彼女なんかに認識されてないよね？


もしかして、同情で付き合ってくれてたりして。




心のどこからか、ネガティブな考えがたくさん浮かんでくる。




「はぁ。」