りぼん結び。

そういって、私の腰を引き寄せて抱きしめる。



「･・たまには、素直になれば？」


なんで･・こういう時に、抱きしめるのよ･・っ


そんなことを思っても、やっぱり涙は溢れてきて･・



「お前の泣き顔見んの･・二回目。」



そう･・一回目は――告白のとき。




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「話って何。」


やばい･・緊張で口が開きません。


どうしよう･・


チラリと大野君の顔を見てみると、不機嫌そうな顔をしていた。



「早くしてくれない？」


「え･・っ、ごめん･・なさい」



早く･・早く言わなくちゃ！


そう思っていても、やっぱり口は開かなくて･・


好きって一言･・伝えるだけなのに。



「あの･・っす、好きです･・ッ!!よかったら･・付き合ってっ･・くだ･・さ、い。」



言ってしまったぁぁぁっ