白衣のキミ。(仮)
ガラガラッ



「失礼します……。」

ひ~!
職員室に入るのはやっぱりまだ慣れない。



渋谷先生は…っと…。


あっいたいた!

白衣だからすぐ分かる。



「渋谷先生!あの…。」



「あ?あぁ、君!待ってたよ。なんでこんなに点数悪いの?」



うげっ!直球すぎる。


何この先生!


生徒にこんなこと言う!?
もっと優しい事いえないの!?!?


「すいません……。」



「もう。あっちの教室で俺が教えてやるからおいで。」



この人ますます嫌だ。


でも私の大好きな黒縁メガネかけている。



「ん?早くおいで?」


あーボーッとしちゃってた。



「はい!」



───────


「で~、ここがこうで~、  分かる?」




「へ?」



黒縁メガネがカッコよすぎて全然聞いてなかった。







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