あなたを愛してる
「聡くんと綾香はどうして一緒にいたの」
「兄貴のお墓参りに行ってただよ。」
「俺さ先に大学に行くな」
「うん」
「聡くんも一緒に行こうよ。」
「俺だって用事があるだから、無理なんだよ。」
愛子は聡にわがままを言ってた。
「綾香、また夜に」
「うん」
聡は急いで走っていた。
「綾香ってどうしてそんなに聡くんと仲がいいのよ。」
愛子はなんだかすごっく怒っていていつもと違う感じがしていた。
「彼氏の弟なの」
「そうなんだ」
「それより聡くんが言ってたよるって何なのよ。」
「聡のお母さんが家に招待されたから、家に来てって言われただけなんだよ。」
「そうなんだ」
「愛子ってまだ聡が好きなのかな?」
「好きよ」
愛子は小学生時から聡の事が好きでずっと片想いををしていて高校生になって告白して聡に振られたけど、今でも諦めないつもりでいるみたいだよ。
「でも綾香さ私を裏切らないでね!」
「どういう事」
「聡くんは綾香の事を好きなのよ。」
愛子の言葉で私はびっくりしてしまった。
< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop