その猫、取り扱い注意
切なくって死にそうです
僕の願いは彼女が幸せになることです。
「何をしているんですか」
そう僕が一声掛けると、彼女達はくるっとこちらを振り返って顔色を変えた。
この状況、どっちが不利かな?
「ユミちゃんおいで」
「う、うんっ」
「ついでに言っときます。今回は見逃しますけど次、こんなことしたらどうなるか分かるますよね?」
ユミちゃんの手を握りながら、しっかり彼女達に警告しておいた。
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切なくって死にそうです