あなたが居たから…
アヤは知ってるすべてを…そう思うと怖くなった。アヤが誰かに話したら、またみんなに避けられるかもしれないと思った。でもアヤは『誰にも話さないよ。ナオキが誰にも話すなって、話たら別れるって言われたから。アヤ誰にも話さないよ』ってアヤは言った。『それに石田も知らなかったんだよ。ヨシミ先輩が彼女以外の女とヤリたいって、聞いて惠の事紹介したのは、石田めっちゃ好きだった惠にフラれたと思ってたから、祓いせに惠の事紹介したらしい。でも石田、ヨシミ先輩に騙されたんだよ。まさかまわされるなんて知らなかったんだよ。』『でも、キヨシ ヨシミからお金貰ってたよ…』ってあたしが言ったら『あの時石田の家離婚やなんやらで、両親もめてて、お父さんとも殴り合いのケンカするようになっちゃってて、だから家出て、友達や先輩の家に泊めてもらってて、お金もなかったから、しょうがなかったんだよ』『でもまわされるなんて知らなかった事は信じてあげなよ。ナオキから聞いたけど石田泣いてたって…。惠に取り返しのきかない事したって、傷つけたって…』
< 112 / 205 >

この作品をシェア

pagetop