あなたが居たから…
工場を飛び出して体の痛みを感じながら夢中で走り続けた。そしてあたしが助けを求めた場所はマヤさんの所だった。2階に続く階段を駆け上がり、玄関を開けると『マヤさーん…』って叫んでその場に崩れた。その声でマヤさんが部屋から出てきた。部屋から出てきたマヤさんはあたしを見て『どーしたんだよ!誰にヤラれた!』ってあたしを抱き起こしくれて『可哀想に…』って抱き締めてくれた。そしてあたしは泣きじゃくって中出しされた事を告げた。それを聞いたマヤさんはとりあえずあたしをお風呂場に連れて行って、シャワーを浴びせてくれた。そしてシャワーのヘッドの部分を外して水圧をあげてアソコに近づけて洗えと言った。あたしは言われた通りにそうした。すると痛みと同時に中から白いゼリー状のモノと血が排水口の渦巻きの中に消えていった。あたしがシャワーから出てきたら、マヤさんはどこかに電話していた。そしてマヤさんのスエットに着替えさせられ、火傷している胸を冷やして、ずっと抱き締めてくれた。その日は日曜日で病院が休みだったから何も処置できなかった。