わがままハーブティーはいかが?






車内の中でもまだ言い合いは続いた。




「これ見ろよ。俺って天才じゃね?」


昂はいきなり雑誌を見せてきた。



それは、昂が新人弁護士として

掲載されていた。




「それ、見たことあるし。

っかどうしてあんたみたいな奴が注目

されてるの?世間の目はおかしいわよ。」



私の愚痴は絶えることない。




「それは、俺には実績があるからだよ。

高校も法学部の推薦で行ったしな。」




途中から始めた私とは

経歴が全くと言っていいほど

違うものだった。








< 177 / 515 >

この作品をシェア

pagetop