わがままハーブティーはいかが?



西島はそんな私の表情がおもしろそうに私の腕を掴む


「お嬢様?顔が赤くなってらっしゃいますが…。」


西島はやっぱりズルイ
私の反応を見て楽しんでいる
どうして私はこんなにも西島のペースに引きずりこまれているのだろう



「に、西島が…あなたが……悪いんじゃない。」



私がそう言うと西島は私の腕を放した



「……今日はこのへんでおいておきましょう。遅刻してしまいますし。」



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