わがままハーブティーはいかが?
「痛いじゃんバカ!」
私がそう言うと
「お前がオレをからかうからだアホ!」
昂も負けじと私に言い返す
「お二人は本当に仲がよろしいですね。」
和泉さんは門の前で待っていてくれていた
「「仲良くない!!」」
私と昂は声がハモってしまった
「そういうのを仲が良いと言うのですよお坊ちゃん。」
「おい!和泉!いい加減お坊ちゃんって呼ぶのやめろ!」
昂は和泉さんを睨んでいる。
「いいじゃない!お・ぼ・ち・ゃ・ん」
私は昂のほっぺたをつついてそう言った
「お前!マジで落とす!!」
そんなやりとりをしながら私たちは昂の住む屋敷に着いた