わがままハーブティーはいかが?



「み、美玲お嬢様!」


私の声に気づいた一人が私の名前を叫んだ



私は一人のメイドの胸ぐらを掴んだ



「そ、それどういうことよ!!」



「お、お嬢様、落ち着いて下さい!」



「落ち着いていられるわけないでしょ!どういうことか説明しなさい!」



「その言葉通りですよ!昨夜新人メイドの部屋に西島さんが行ったそうで・・・」


何よそれ・・・


私が手を放すと勢いよくメイドは倒れこんだ



「だからって襲ったとは限らないじゃない!西島は今どこにいるのよ!」



私は居てもたっても居られず西島を探そうと屋敷中駆け回った



遠くでメイドの声がしたけど振り返ってる余裕はない




リビングルームに差し掛かったとき大勢の声が聞こえて来た




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