わがままハーブティーはいかが?
すき、好きなんだから!
私は梨緒の屋敷から出ると、玄関先でみどりに出会った
「お嬢様、お話があるそうで・・・」
みどりはそう言うと、後ろから例の新人メイドが現れた
新人メイドは目を腫れぼったくさせていた
「・・・話?」
私は、首を傾け新人メイドを見た
「わたしは席を外しますので」
そう言うと、みどりは車内へと消えっていった
取り残された、私と新人メイド
新人メイドは気まずいのかずっと顔を下げている
「・・・話ってなに?」
私がそう言うと、新人メイドは頭を下げた
「申し訳ありませんでした!わたし、私・・・嘘ついてました。」
そうわたしに告げると新人メイドは泣き出した