暴走族が愛した小さな姫
私は、朝激しい頭痛で起きた。
「隼人、悠真…、助けて…。」
声を振り絞り助けを求めたが、
声が小さく声は届かない。
激しい頭痛はおさまらなくて
意識が朦朧としてきた。
そんな中、階段を上ってくる音がした。
私はその音に気づき、声を出そうとした時
頭痛がさらに増して、さらに痛くなり、
声も発せれなく、ベットから落ちた。
音が聞こえたのか急いで駆け上がってくる音
バンッと音を立ててあいたドア。
入ってきたのは隼人だった。
隼人は倒れている私に驚き、
「鮎華!しっかりしろ!」と叫んだ
でも、私は視界が霞んで意識を失った。