暴走族が愛した小さな姫




私は余命宣告の日から
2週間も行き続けている。



このまま行き続けられるのか…?


いや、それはない。

私の体はもうボロボロ

治ることなんてありえない。



もういつ死んでもおかしくない



そして、今日もないもない日
が続くと思った…が、

いつものように隼人たちが病室に

入ってきたと持ったら


パパンッと音が鳴った。


え?私はビックリして言葉も出ない。



すると、なおたちが


「Happy Birthday鮎華!!」

といった。



え…。

今日って、私の誕生日だったっけ?


「今日って私の誕生日?」


隼「そうだぞ。」

悠「自分の誕生日をわすれるなー。」

と笑って言う2人



裕「鮎ちゃんおめでとう!」

新「おめでと。」

海「おめでとうございます」

來「おめでとー!」

みんな祝ってくれる…

そして、

直「誕生日おめでとう」


なおの笑顔がまぶしい…



今までで一番の誕生日だ。







そして、人生最後の誕生日…

















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