暴走族が愛した小さな姫
グッバイ…
side悠真
余命の日から1ヶ月がたった。
鮎華は頑張っている。
おれはすごいと思う。
こんなに小さな体で重い病気にかかって
ずっと戦ってきた。
そして、驚いたことがある。
鮎華と直人が付き合ったことだ。
最初はびっくりしたけど
応援した。
それから数日たったある日、
病院から連絡があった
まさか…
そう思って電話に出たら
「鮎華さんの容態が急変して、
鮎華さんは…」
え…?うそだろ?
でもはっきり聞こえた
「鮎華さんは死亡しました。」
おれは家を飛び出し、病院にいった。