家庭教と恋愛授業!?
そう思うのに、体は動かない。



「美和……!」


あ、先生が来ちゃう……。


そう、思った瞬間。


あたしは、無意識に走り出していた。


ただ、先生から逃れたくて。



捕まらないよう、一生懸命走った。




「待て!待てよ、美和!」


あたしが走り出したことにより、先生も走り出す。










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