執事と私と御曹司?!
ロビーで、向かい合う。

・・・・

無言の二人。


・・・ちゃんと話さないと。


「万桜」

最初に喋りだしたのは、

京悟。



「万桜の気持ちを聞きに来ました」


「私の気持ちは・・・」


「あの時、私に何か言いたそうでしたから」


・・・・

「私は、京悟が好きだよ?」


京悟の目が揺れた。


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