執事と私と御曹司?!
「ただ好きだから」


龍成の目が見開いた。


「そんなの理由にならない?」


「やっぱ、万桜はバカだ・・

大バカだ・・・」



「龍成・・・

ごめんね」



・・・・・


「万桜」


後ろの方で、


京悟の声がした。




「いつも、いいところ、

一人占めしやがる」


龍成がフッと笑った。

< 119 / 136 >

この作品をシェア

pagetop