執事と私と御曹司?!
京悟が、私の隣に来た。

「前と、違う結果になったな」

龍成が言った。


「あの時、何があった?」

京悟が聞いたけど、

龍成は答えなかった。


「悔しいから、教えてやんない」

意地悪そうに笑った龍成。



未だにそこだけは思い出せていない。

・・・

その時、いったい何があったんだろう。


「さて、後始末が大変そうだ」

龍成がため息をついた。


・・・

両方の親に、

納得してもらわないとね・・・
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