執事と私と御曹司?!
無言の私に飯島は言った。

「万桜、クラスは?」

「さあ・・・」


眉間にしわを寄せた飯島。

「お前とろいな」

「なっ!」

「ついて来い」

「え、ちょっと」


私の手を

ぐいぐい引っ張って連れて行く。

「京悟~」

微笑んだまま手を振る京悟。

もう、何だって言うのよ・・・
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