執事と私と御曹司?!
「龍成・・」

話しだそうとしたら、

家に着いた。

「ちゃんと話しようよ」

「ちゃんと、思い出すまで、

話は、保留」

そう言って、私のほっぺにキスをした。

・・・頭が混乱したまま、

車を下りた。


「万桜様、どこに行ってらしたんですか?」

「京悟・・・」

京悟が龍成を見つめた。

「お嬢様に何か?」

「お前・・・」


龍成が何か言いたそう。

「なんですか?」

「執事なんて、

やってる場合じゃないんじゃないか?」

と、意味深な発言をして、

帰って行った。
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