へたれ息子③

私の友達の家など、子供がかなりすごいやつを、

しょちゅうもらってくるので、

最新の一枚しか飾らないのだそうだ。

そして、物いれでは、賞状入れが、何冊もひしめいている。

自慢もしない。

『私と子供は別人格よ。本人が自慢するならともかく、私が勝手に自慢することじゃない』

きいたら、そう言っていた。

なかなかシビアでクールな母だ。

私は、ため息をついた。

そういう子はうらやましい。

けど、うちの子は、なかなか虚弱な体質が抜けきらないので、元気で楽しそうにしてくれていたらいいのだ。

しみじみそう思った。

そのため息に、

「出来悪い子をもつと、苦労がつきないわね」

義姉が言った。

…こいつ、いつか、階段の上から蹴り落としてやろう。


おわり

まだ、誤字脱字、文章、チェックしてないです。

恐ろしいですが、時間がないのでとりあえずこれで。
< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ヒトリノセカイ
冬芽./著

総文字数/2,535

恋愛(純愛)11ページ

表紙を見る
吐露するキズ跡
冬芽./著

総文字数/21,727

恋愛(純愛)62ページ

表紙を見る
綺麗なブルーを描けません
冬芽./著

総文字数/62,279

恋愛(その他)176ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop