。゚。SUMMER ROAD。゚。【完】
『ずいぶん…機嫌よさそうだね…どうかしたの?』
私は、亜美ちゃんの頭を撫でながらヒロに尋ねた。
『ん?昨日、オレら親公認になったやろ?』
…聞いた私がバカだったよ
『あのさ〜、あんまし、そういう勝手なことしたらダメだからね!!勘違いされるから!』
私の言葉にヒロは、きょとんとして、目を見開いていたが、すぐに顔を伏せてしまった。
『…え?意味わからへん…それって、つまり、オレとカップルには見られたくないってことなん?』
そう言って、顔をあげたヒロは、かなり真剣な表情で…。
『え…?』
こっちが動揺してしまうくらいだった。