なだ荘の愉快な仲間たち

4がつ4日



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…と、まあこんな感じで友だちとは別れてきたわけで



それにしても新しい家!!…というかアパートだけれども!
一人暮らしって素晴らしい!

唯一の兄弟、和が今引っ越し準備を手伝ってくれている。
和は年が二つ離れたお兄ちゃんだ。
友だちから噂で地元の不良高校で一、二を争う程 喧嘩が強いと聞いたことがある。聞いた話だし、和が喧嘩してるところを見たことないから私は信じていない。



和「おい菜知!ほんまにお前大丈夫か?自炊に困ったら兄ちゃん呼べよ!わかったか?」


菜「和、過保護すぎだわ。」


和「あ?てめーもっかい言ってみろや」


菜「はあ…。沸点低いな…」




このままだと和マジ切れしちゃうから。
鬼の形相でこっち睨んでる・・・・・怖い!!


私の危険察知能力はこの場にいたらしぬと判断したので



とりあえず!この部屋から退散した



和「おいこら!菜知まてや!!」





9日に晴れて高校生!胸が高鳴る今日この頃



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