春をありがとう*2*


「翔太・・・日向を見つけたよ。ほら、太陽にそっくりやろ?」


翔太はゆっくり彼を見た。


「うん・・・でもね、急に言われてびっくりしたみたいやけん・・・」


そこで私はやっと気づいた。


「あ・・・あの・・・ごめんなさい・・・私・・・」


私はなんとか謝りたいと思った。

すると、彼は優しい笑顔で私に言った。
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