春をありがとう*2*
「ん…」
え?いいん?
私は逆にビックリしてしまった。
「じゃあ…呼んでくるけんね!」
私は本当に歩美を呼びに1組に戻って来た。
「あれ?翔太と食べるんやなかったん?」
歩美は何故か坂部くんと一緒にごはんを食べていた。
「あのね…ちょっと来てくれん?」
「ん?もしかしてと思うけど…」
歩美さん、そのまさかなんですよ…。
「任せなさい!」
歩美はお弁当箱を持って立ち上がり、私と一緒に2組の教室に入った。