キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
「!!」
い…伊勢谷陣……!?
薄いグレーの入院着の伊勢谷陣は頭に包帯を巻かれ右腕には骨折の大きなギブスをつけていて
ステンレスの棒に吊られた点滴が痛々しく腕に刺さっているものの
自分の足で立っている。
「い…伊勢谷陣!!」
「陣…どうして?」
佐和先輩も驚きを隠せず聞く。
「あ?俺はトイレに行ってたんだよ。つかお前らこそ学校は?」
「陣が事故って聞いて飛んで来たんだよ。さっきの医師の話では陣はいま手術後で絶対安静のはずだけど…」
「絶対安静?俺はこの通りピンピンしてるぜ?」
伊勢谷陣は首をかしげる。
「そういや今日はなんか事故が多いらしくて医者もナースもさっきから走り回ってるし。
違うヤツと間違えたんじゃねぇの?」
「…………」
「俺は骨折で全治1ヶ月。つーかこの俺があんなヘボ車に当てられたくらいで重症になってたまるかよ」
い…伊勢谷陣……!?
薄いグレーの入院着の伊勢谷陣は頭に包帯を巻かれ右腕には骨折の大きなギブスをつけていて
ステンレスの棒に吊られた点滴が痛々しく腕に刺さっているものの
自分の足で立っている。
「い…伊勢谷陣!!」
「陣…どうして?」
佐和先輩も驚きを隠せず聞く。
「あ?俺はトイレに行ってたんだよ。つかお前らこそ学校は?」
「陣が事故って聞いて飛んで来たんだよ。さっきの医師の話では陣はいま手術後で絶対安静のはずだけど…」
「絶対安静?俺はこの通りピンピンしてるぜ?」
伊勢谷陣は首をかしげる。
「そういや今日はなんか事故が多いらしくて医者もナースもさっきから走り回ってるし。
違うヤツと間違えたんじゃねぇの?」
「…………」
「俺は骨折で全治1ヶ月。つーかこの俺があんなヘボ車に当てられたくらいで重症になってたまるかよ」