キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
その日の放課後。




なんとまたヤンキーたちが教室へやって来た。





もうあまり生徒のいない教室のドアを蹴り飛ばし、ズカズカと入ってくるヤンキーたち。




「おい、女」


ヤンキー3人組はまだ机で帰る支度をしていたあたしの前に来た。


真澄ちゃんは吹奏楽部の練習ですでに教室にはいない。




「ちょっと顔かせや」


「!!!」




ドスの効いたヤンキーの声にあたしは震えあがる。




「あ…あの…一体なんの…ご用件で…しょうか…」


「あ?んなことどうでも良いだろが」


「そ~そ~。てめぇは黙って付いてくりゃい~んだよ」





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