キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
つーか、ここ俺ん家だよな?

なんであの女が?!



俺はあの女に家まで来ていいっつった覚えはねぇぞ。







「……今のは幻か?」


「え?なにが?」




俺はくるりと反対を向くと再び風呂のドアをガラッと開く。




「きゃ!!?」


しかしそこにはやっぱり女がいた。


俺は改めて眉をひそめる。



「おい……てめぇなに人ん家まで来てんだ?」


「きゃあぁ―!閉めて閉めて!閉めて下さい!!///」


「ざけんな、今すぐ出てきてこっち来やが」




ガコン!!


「!?」


その時、後頭部に激しい痛みがはしり俺は不覚にもぶっ倒れる。


な…なんだ?!


薄れる意識の中で目を開けるとそこにはフライパンを手にした守がいた。




「ま…守…てめぇ…」


「わぁ~!お兄ちゃんごめんなさい……!」





そこで俺の意識は途切れた。


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