もう一度…。
「悠平!食堂行くよ!」

授業が終わり、睡魔に襲われそうになった時、遥の大声が耳を衝いた。

「…何だよ。俺は寝たいの」

「A定食が今日安いの!しかも先着10人にB定食のただ券もらえるんだよ?」

「なにっ!?B定食のただ券!?遥、走るぞ!」

俺は飛び起きると
食堂に走った。


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