☪ 幸 せ 屋 さ ん .
キィー・・・
扉を開けて、店へと入ると
不思議な感覚にとらわれる
なんか、こう
言葉では言い表せれないのだ
ただ、不思議としか・・・
「いらっしゃいませ」
「!?」
突如上から聞こえた声に
過剰に反応してしまった。
棚に背中をぶつけ
ごとっという音がすると
上の階からクスクスと笑う声がする。
思わず顔を伏せた、
・・・恥ずかしい。
でもそう思ったのは一瞬で
階段からおりてきた
少年の纏う雰囲気に魅了され
頭がカラになった、
・・・気がした。